【実は間違って買っている】2023年 釣り用ストリンガー解体新書
Last Updated on 2023年8月18日 by ミンコタ
ストリンガーとは魚を活かす道具の1つです。
そして、多くの種類があります。
サイズ、素材、フロート付き、リールタイプなど。本記事は選択を間違いないようにナビゲーションしていきます。
人気のセットであったり、おすすめだけで判断して買ってしまうと、かけたはずの魚が逃げている事もあります。
筆者も知らない頃は大型のシーバスを逃がしていました
そして間違った使い方が散見されますのでここも解説していきます。
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ライター紹介
目次
大きいフックは小を兼ねる
ストリンガーは基本的に大物用です。
「大は小を兼ねる」という言葉通り、小さい魚でも使えますので、来るべき大物に備えておくことをおススメします。
また、大きくなるほど軸も太くなるため頑丈です。魚は思っているよりも力が強く、魚の重みで曲がったりします。細軸ほど身切れして逃げられますので注意が必要です。
100mm以下
30㎝程度の魚:カサゴ・ハタ
150mm
30~50㎝程度の魚:ニジマス・マゴチ・黒鯛(チヌ)・ブラックバス
180mm以上
50~80㎝程度の魚:シーバス・ヒラメ・ブリ・ヒラマサ・カンパチ・青物・鯉・石鯛
釣具やさんにも置いてあるので実際の長さを一度見て確認しておくと良いでしょう(用具関連の場所に置いてあります)。
有名なメーカーとして、belmont・shimano シマノ・ヤマワがあります。
数は多い方が良い
ストリンガーはフックが5個付のものが散見されますが、足りない時ほど「しまった」と悲しい気持ちになります。
筆者も1つのフックに何匹かつけていましたが、うまく呼吸ができなかったりで早く死んでしまった記憶があります。フックは多い方が良いです。
ただし、常備として5個ほどにしておきます。
なぜなら、
・フックの重みで沈んで魚が上手く泳げない・魚が絡まってしまう
といった現場を見てきました。
カラビナでジャケットに引っ掛けておいたり、タックルボックスに予備を入れて置き 釣れるたびに1つ増やすくらいが魚も長生きします。
素材はステンレス製
フックがプラスチック 製の安価なものがあります。
プラスチックは軽いため魚が泳ぐのを妨げませんが、劣化により長持ちしません。
また大物を付けていて割れて逃がした経験もあります。
アルミも曲がったりしますのでふと軸を。無難なのは少し高いですがステンレスの頑丈なものをおススメします。
バネ式が外れにくい
フックの固定にはスナップ式がありますが、開くクセがついていたり、魚の力で外れたりしていました。
もう10年近くバネ式を使っていますが一度も外れたことはなく、ゆるくもなりません。簡単にとめることができますので選ぶならしっかりとめれる断然バネ式です。
フロートは必須
ステンレスのフックが5個付くと重みで沈みます。
他のフックの重みで魚に負荷をかけないよう、長く生かすならフロートは必須です。全然保存時間が異なります。
魚が沈むと波で地面に何度もあたり弱ってしまったり、岩の間に入りこんで抜けなくなったりします。
魚が大型になると、付属のフロートでは浮力が足りない場合があるため、小型ブイなどを別で購入して浮かべるのも1つの手です。
ロープ式が良い
ワイヤーは強度があり、さび以外、切れる心配がなく、コンパクトに収納できます。しかし手に食い込むので魚の持ち運びの時、とても痛くなります。
ロープは多少収納にかさばりますが5m・10mなど、長めの商品が販売されていますので磯・堤防からでも十分に事足ります。選び方として普段通う釣り場、防波堤の高さによって長さを決めると良いでしょう。
重みの少ないタイプ(水を吸わない)のものが魚に負担をかけません。また細い紐の様なロープは絡まりやすいので10mm前後の太いものを使います。
フックは下あごを通す
フックの形を見ると分かるのですが、魚の下あごを貫通させロック側に行かない様な構造になっています。
よくエラを通しているのが散見されますが、これだと魚が呼吸できず早めに死んでしまいます。
石鯛など口の堅い魚はワイヤータイプの製品を使用し奥側の柔らかい部分を貫通させて生かします。
どんな時に役立つのか
移動を繰り返す釣りに有効です。
魚を活かす道具としてビクやスカリがありますが、移動には邪魔になりますし、 磯場では網が破れてしまう可能性があります。
また、
磯場のランガン時
サーフでのルアーゲーム
カヤック
まとめ
いかがだったでしょうか。
数多くあるストリンガーですが大きさ、数や素材がそれぞれ異なります。 基本は大物釣り用ですので初心者は全長の大きめのものを購入しましょう。
頑丈な素材でないと長持ちしなかったり、魚に壊されてしまいます。 フロートがあることで水中で魚に負担をかけません。
バネ式が逃げる可能性が低く、ロープの方が便利です。
上記に注意して購入することで間違いは少なくて済みます。
少しでも鮮度の良い魚をキープできるよう、魚の入れ替えで無駄な殺生がないよう ぜひストリンガーを使ってみてください。
他にも、Minnkota Fishing Styleでは、釣りに関連する様々な経験談をご紹介しています。
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