【釣り師監修】釣り用語ボウズの意味や由来を知りたい

Last Updated on 2022年11月13日 by ミンコタ

「ボウズって釣れてないことでOKなの?それとも本命が釣れていないことなの?」

ボウズは釣りでポピュラーな用語ですが人によって意味や解釈が異なります。

この記事を読むことで

・ボウズの正しい意味
・使うべきタイミングやポイント

について初心者でも秒速で理解することができます。

ライター紹介

・本記事の執筆者:ミンコタ
・Twitterフォロワー:5000人
@minnkota_style
・今まで釣りあげた魚種:100種以上
・釣り歴:30年
・2級船舶免許

釣り人としての生の意見も含めて解説していきます。

ボウズ(坊主)とは


本命の魚が釣れなかったことを
「ボウズ(坊主)」と言います

本命とは狙っていた獲物のことです。
例えば鯛狙い出船して、クーラーボックスにアジがいっぱい入っていてもボウズなんです。狩猟の世界はストイックですね(この場合、アジは外道と呼ばれます)。

 注意

釣果0は「丸ボウズ」と呼ぶ時があります。

しかし釣れようが釣れまいがボウズと使うパターンが散見されます。

使うタイミング

このパターンだと丸ボウズになりかけている様子ですね。

つまり「11時までに釣れていないこと」を指します。

この記事を書いている私は釣り歴30年。

使い方の例として

 

・初めての釣りはフナ釣りで、本当に上手ではなかったのですが親の助けもあり結果ボウズは免れました。

他にも

・釣りの準備中
「明日は丸ボウズは避けたいね」

・釣り中
「このままではボウズになってしまう!」

・全く魚が釣れず
「今回はボウズだったよ」トボトボ、、、

・目的の魚が釣れなくて
「ボウズだったよ」他は釣れたっぽい様子

結果に限らず現在や未来を話すときにも言うときがあります。思ったときに選んで言えるようになれば、釣りの経験がなくてもプロっぽく聞こえ会話がはずみますよ。

ボウズの由来


なんとなく分かりそうな言葉ですが深く調べると諸説が入り乱れていました。

 お坊さんの頭諸説

「坊主→お坊さんの頭の髪の毛が0本と、本命釣果が0匹」

という例えです。これはとても想像しやすいですね。

また百人一首の絵札を使用したかるた遊びで「坊主めくり」というものがあります。

坊主が出ると自分の手札を全て捨て全く無くなる状態となり、これが釣果0と重なります。

 お坊さんは無駄な殺生をしない諸説

「魚が釣れなかったのではない。無駄な殺生をしないお坊さんを見習ったのだ」

という例えです。なんとも負けず嫌い?の釣り人らしい例えです。

 漁師の商売諸説

「本命釣果0匹<商売にならない<儲けがない<もう毛がない。だからボウズ」

という例えです。辛いけど笑いで乗り越えようとする印象を受けます。

 その他の類義語

  • ホゲた
  • オおでこ
  • アブレた

他にも地方によって様々な言い方や諸説があるようです。

まとめ

ボウズは釣りで割とポピュラーな用語ですが人によって意味や解釈が異なります。それもそのはず。

数多くの諸説から生まれた言葉なのです。

ただ釣果が全くない状態はとても辛いものです。

もしボウズという言葉を使うときは釣果がない状態を指しますので

願わくは相手を思いやったコミュニケーションになりますように。

皆様の大量祈願を祈っております。それではまた!

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